1221はBb7+5と教えてもらった

ビーフラット・セブンス・シャープト・フィフスと読むらしい。せっかく教えていただいた*1ので,なんで1221がBb7+5になるのか勉強してみる。小学校で習った音楽レベルからスタート。生暖かく見守っていただ(ry

最初はC

Cといえばドミソ。CとEとGがなってりゃCのコード。これは小学校のときに習った。無問題。

で,ただのBb

ただのBbは,ようするにCがまるごと全音下がったと思えばOK。てことは,Bb,D,Fが鳴ればいいんだな,と。ウクレレ的には

Bb@1123

で,低い方から,D,F,Bb,Bbと鳴る。ふむ。

C@3345

が,下がってきたと思うと直感的にわかりやすい。ふむ。

つぎにBb7

7がつくと

  • セブンスと読む
  • なにか七つ目のを足す

ことは知っていた。ちょっと調べる。調べた。まとめてみる。

まずCで考える。CのセブンスはC7などと表記して,

C7

だ。CとEとGが鳴ってりゃC。これにBbが入ればC7。1弦1フレだ。たぶんCからなにか七つ数えるとBbなんだろう。と思ってググると,http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E5%92%8C%E9%9F%B3あたりに「短七度」とか書いてある。ドレミファソラシって普通に(わかっている人から見ると頭悪そうに,もしかしたら)数えて七つ目はBだ。Bより短いからBbなんだろう。ロジックはよくわからんがhttp://shigeta.net/ontei/で試せる。

「普通に数えて七つ目」,つまり長7度のBを足すと,CM7になることも知る。

CM7

シー・メジャー・セブンス。メジャーはセブンスを修飾しているようだ。でも,シー・マイナーは,マイナーがシーを修飾してるようなブツブツ。長はメジャーで短はマイナーなんだな。ハ長調はC Majorか。なるほど。日本語英語イライラ問題*2なので覚えたら気にしないで両方使うようにする。

ともかく,CをC7にするには,「CとEとGに加えてBb」を鳴らせばよいらしい。だとすると,Bb7は,C7から全音分下がれば良いのだから,「BbとDとFに加えてAb」を鳴らせばよいはず。答え合わせしてみよう。

Bb7@1121

D,F,Ab,Bbだ。あってる。うえのBb@1123とくらべると,4弦3フレのBbさんが,1フレに移動してAbさんになりました。

最後にBb7+5

Bb7#5,などとも書くらしい*3。で,この+5とか#5と書くと,5度の音がシャープする,つまり半音あがると。この「度」とか「th」な数え方がいまいちナゾなままだが,5度っていってるんだから三つ目だろう。ドミソでいったらソ。

ということは,Bb7を構成するBb,D,F,Abの三つ目,FがF#(Gb)になれば,Bb7+5だ。Bb7@1121の2弦1フレがちょうどFなので,半音高いほうにすると,おお,1221。なるほどー。

残念ながらウクレレ記法ではコード名を表現できないが

Bb7@1221

です。

参考リンク

(追記@12/22,23:44)
id:M-Ohtaさんに教えていただいた
http://puyo.jfast.net/uk/index.html
を参考リンクに追加。上記の謎はあらかた解けます。おすすめ。

まとめ

  • X7+5は,Xをセブンスにしてから,5度の音をシャープ
  • 理解の過程はおもしろかった
    • これでコードの役割がわかるともっと楽しくなりそう
      • 「次のコードにEbなんかがきたり」の意味もわかるだろうと
    • 耳コピも楽になりそう
      • たぶんキーがCなら,GにいったらCに戻るとかのパターンを論理的に理解できるんだろうとワクワク
  • 学ぶ機会となる一言を与えてくれたid:M-Ohtaさんに感謝
  • これまで縁がなかった論理を学ぶ機会を与えてくれたウクレレにありがとう

*1:コメント欄参照

*2:浮動小数点はfloatで,関数はfunctionで,連想配列はhashで…

*3:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E9%9F%B3