RAF Museum Cosford
また飛行機博物館へいっちゃった。また鼻血出そうになった。
概要
- RAFことイギリス空軍による博物館のうちの一つ。
- アクセス
- Euston駅から北へ。Birmingham New Street駅で乗り換えてCosford駅下車。徒歩800m。
- チケットは時間帯限定割引往復切符で39.1GBPでした。
- 鉄道の旅は楽しい
- 入場無料
- 10時から18時
- http://www.rafmuseum.org.uk/cosford/
感想
大満足。
RAF Museum Londonより明らかにハイブロウというかハードコアというか。マニア度が高ければ高いほど興奮は高まるだろう感じ。イギリス人のオタクスピリット150%。そりゃスミソニアンもいいけど,ヲタはこっちだよたぶん。
あと,よい感じの滑走路があるのは気分いいよね。
おすすめ度
飛行機ヲタ | ★★★★★ | キモイ笑いが止まらなくなること請け合い |
試験機ヲタ | ★★★★★ | レア機大量生け捕り! |
百式司偵ヲタ | ★★★★★ | 世界でここだけ! |
飛行機エンジンヲタ | ★★★★★ | ノンストップハァハァ |
軽い飛行機ヲタ | ★★★ | ハードコアすぎてついて行けない恐れもあり。 |
見たもの
すごくいろいろ。ごく一部。
百式司偵
(普通の人向けの説明)第2次世界大戦中の日本の飛行機で,隠れた名作。
写真や図面で見るよりも,ずっと胴体が細かった。かっこういい。
ノーズのディティール。萌える。
こういうものをちゃんと評価して残すイギリス人素晴らしい。この機体のレストアにめちゃくちゃ協力した三菱重工のみなさんも素晴らしい。そういうことができる平和も素晴らしいよね。兵器や軍用機は好きだが,平和も好き。
百式司偵についておすすめしたいコンテンツはたくさんある。とりあえず戦史や当時の飛行機に詳しくない方は,「ある通信兵のおはなし」(http://okigunnji.com/ohanashi/)がおすすめです。かなりおすすめ。当時の雰囲気が現代の言葉で素直に伝わる感じです。バックナンバーの1話からどうぞ。
Comet
(普通)世界初ジェット旅客機。金属疲労でおっこちまくった。おかげで今の安全があるといえる。
やたら主翼根本のコード長が長いのね。3面図見ておかしいなぁと思っていたが,現物を見てもおかしい。でも当時飛んでいた機体を思うと,とっても先進的な感じはある。Tommy february6がかわいいとかいいそうな恐れがありそうな予感がしそう。
Mig-15bis
(普通)ロシアっぽい感じするよね。ウォッカで飛ぶんだよ(ウソ)
普通にごろっと置いてあるんだもんなぁ。で,これはプラモとか写真と同じ形の印象。慣れるとカコイイ。一機おもちゃに欲しいよな。メンテたいへんそうだけど。マニュアルはロシア語だし(妄想行き過ぎ)。
AVRO 707
こんなの飾るなよwwwとか思いながら見てた。
どう見てもタツノコプロのびっくりどっきりメカです。「ドロンジョ様,この飛行機はデルタ翼の失速特性とフライ・バイ・ワイヤの操縦感覚を練習するのでーすよー」「わかったから早く出しなさい!」みたいな。
METEOR F8(PRONE)
(普通)飛行機ヲタ以外知る必要がないどうでもいい機体。次行こう。
ちょwwww現物wwwwwとか大爆笑してた。心の中で。
ねーよw。乗ってみたいけどwwww
DC-3
(普通)うーんと,昔の旅客機。ベストセラー。
宙づり。やっぱノーズがかこいい。
そういえばここの宙づりは背中ぱっくりとか真上とか,けっこう激しくて素敵。飛行機じゃないとこういう展示はできないよね。
Wessex HC.2
こっちはS-58のエゲレス版。2004年まで飛んでたというのは意外だ。長持ちしすぎだろ。
テールが折れた状態で展示。するとこの断面のピンと犬歯式のカップリングが,ものすごい勢いでたまらないことになってます。ハアハア。
あと回転翼は,SYCAMORE HC14とかありました。まともに飛んだ英国製ヘリの最初だと思う。たぶん。そか,シカモアなんてレアすぐると思うがここは英国だ。かなり満足。写真はひどく説明的でないのばかりなので省略。