朝練

「左親指の革命パート2」と名づけて,コードフォームの改善に取り組む。今日はゆっくり,フォームを確認しながら弾いてみた。ときどき漫然と弾くと,やっぱり悪いクセ方向にずれる気配。教わらないで一人で練習のダメな部分をもろに感じるが,そんなに悲壮感があるわけでもない。スポーツ新聞風なら「冬のキャンプは宮崎でフォーム改造に取り組む」とかそんな感じか。

そうこう思いながらやっていると,だんだん,左手親指が「こういうときはやっぱここだろ」という学習を始める。無意識的にそれはここ,こういうときはこっちと動きはじめる。これは面白い。気が利いている親指。スタジオでケーブルをさばくカメアシ君が,新人時代はまったく役立たずだったのに,うまいこと仕事を覚え始めた,に似ている。そういう意味じゃ,観察力と予測力だよな。みたいな感想を連発してこの項終わり。